2018年ベスト10&ワースト5
2018年のベスト10 & ワースト5です。独断と偏見以外の何物でもありません。基準となるのは「どれくらい俺の映画だったか」だけ。「自分のベスト10と違う!」と言われても困ります。クレームその他は受け付けません‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
第10位 『アヴェンジャーズ インフィニティ・ウォー』
MCUを10年間観続けてきて良かった!心の底からそう思えた。これを『アベンジャーズ:エンドゲーム』でどんな終わらせ方をしてくれるのか?またまた死ぬわけにはいかない理由ができた。
第9位 『1987、ある闘いの真実』
心が震える映画だった。自国の歴史(負の側面も含めて)をしっかりと映画にする韓国映画界は本当に尊敬するし、羨ましく思う。と同時にちゃんとエンターテイメント作品としても描いていることが素晴らしい。
第8位 『若おかみは小学生!』
食わず嫌いをせず、いろんな映画を観なきゃいけないと思う作品に出会うことがあるけど、これはそんな映画でした。冒頭と上手に繋がる展開も良いです。経営についてズバ抜けた才能を持っているのに努力を惜しまない主人公のライバル真月嬢が好きです。
第7位 『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』
国にとって忘れたい出来事をしっかり作品にする韓国映画界の姿勢に拍手。ラストの映画的嘘も心地よい。
第6位 『ヘレディタリー / 継承』
登場人物、セリフ、風景、音楽…全てが怖い。そしてそれらが、アッと驚く結末に集まる脚本が見事だ。複線の確認のためにもう一度観たいけど、怖くて無理です。新しいホラー映画の傑作。
第5位 『スリー・ビルボード』
人間の不完全さを思い知らされる。夜、遅い時間に一人で観て、いろんなことを考えながら帰りたい。そんな映画。
第4位 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
最高に面白い。前作より人間味が増した感じ。最初から最後まで緊張を強いられるけど、それがまた心地良くもある。テイラー・シェリダン(今作では脚本)の作品にハズレなし!早く続編を希望します‼︎
ベスト3の前に特別賞です。
『ちはやふる - 結び -』
青春映画の新しいマスターピースとして、そして広瀬すずという女優が子どもから大人へと成長する一瞬の輝きを映像に残したということで三部作を合わせての特別賞です。
第3位 『ボヘミアン・ラプソディ』
クイーンの楽曲が持つ力強さを再確認。メンバーを演じた役者さんたちのなりきり具合がとにかく完璧。「サン・シティ問題」に全く触れていないことは引っかかるけど、音楽映画、伝記映画の新しい傑作であることに間違いはない。
第2位 『カメラを止めるな!』
とにかく映画館で観て欲しい。そして何が起こっているのか確認して欲しい。知恵と勇気があれば何だって出来るのさ!「カメ止め現象」は2018年の日本映画界において最大の事件であった。
第1位 『ペンタゴン・ペーパーズ / 最高機密文書』
スピルバーグの今撮らなければ!という思いがスクリーンから溢れてくるような映画。トム・ハンクスやメリル・ストリープをはじめとする役者さんたちの演技も、今更ですがとても素晴らしい。この作品を語る時に、今の日本の状況との類似について考えずにはいられないし、またそうしないのは失礼な気がする。社会に対する不正が行われていると感じられた時に、それへの異議申し立てをエンターテイメントという形で表明できるアメリカのことが羨ましい。
ワースト5です。
第5位 『ダウンサイズ』
第4位 『プーと大人になった僕』
第2位 『クレイジー・リッチ』
第1位 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
2018年は何かを作ることがセラピーになり、前へ進む力になる、というテーマの映画が多く撮られた印象があります。世界的にそういう流れになっているのが面白いですね。
『レディ・プレイヤー1』
『パティ ケイク$』
『グリブズリー・ベア』
『メアリーの総て』
2019年は『アヴェンジャーズ エンド・ゲーム』と『Godzilla: King of the Monsters』、『スター・ウォーズ ep9』が楽しみで楽しみで眠れないくらいです。さて、どんな映画に出会えるのでしょうか?ワクワクです!