空中秘密基地 2

映画や本の感想が中心です。当然ですが僕の主観と偏見で書いてます?

2019年 ベスト10&ワースト5

2019年のベスト10 & ワースト5です。独断と偏見以外の何物でもありません。基準となるのは「どれくらい俺の映画だったか」だけ。「自分のベスト10と違う!」と言われても困ります。クレームその他は受け付けません‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎ 

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ベスト10です😄

第10位 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

タランティーノによる「こうあって欲しかった」世界を描いた映画。ノスタルジー感いっぱいにハリウッドが最も輝いていた時代がスクリーンに映し出される。その様子はその光景を直接見たわけでもない僕でも行ってみたくなる。今作のブラッド・ピットはこの10年で最高のブラピでしたよ。レオナルド・ディカプリオも偽悪的な役をやらせたら右に出る者はいないね。そしてなんといってもシャロテートを演じたマーゴット・ロビーに尽きる。その可憐さ、可愛さに最初の登場シーンから目が離せない。

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第9位『 スパイダーマン:スパイダーバース』

過去に映像化されたスパイダーマン映画の中で一番好きだ。文字通り「親愛なる隣人。スパイダーマン」な映画だ。アニメ映画の歴史において『トイ・ストーリー』以来のエポックメーキングとなる作品だ。

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第8位 『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』

スパイ映画らしいアクションや韓国映画の魅力であるバイオレンスもない。それでもずっと緊張感が持続する。現代史の裏面を描く韓国映画はやはり面白い。今年も韓国映画は熱かったのだ!

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第7位 『ジョーカー』

主人公がジョーカーとして生まれ変わるシーンには、ある種の爽快感すらある。舞台は1980年代だけど、誰でもジョーカーになり得るのだ!ということをこの映画は描いている。そういう意味で極めて現代的な作品だ。

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第6位 『キャプテン・マーベル

キャプテン・マーベルは宇宙最強だけど、同時にとても身近な女性としても描かれている。彼女の最大の魅力です。そしてその「普通さ」は女性がヒーローとなる映画の新しい扉を開いたことを意味します。公開前にはくだらない奴らから謂れのないバッシングを受けたけど、観客の気持ちがそれを押しのけて世界中で大ヒットしていることが嬉しい。女の人だからって、どうしていつもニコニコしてなきゃならないんだよ?ここぞって時には最高の笑顔を見せてくれてるじゃん!キャロル、カッコいいよ‼︎ 

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第5位 『2人のローマ教皇

教皇ベネディクト16世の着座と辞任、そして現教皇フランシスコが選ばれるまでの話。「変化は妥協だ」と「変化は妥協ではない」という正反対の考え方を持つ2人が時間をかけて友愛を結んでいく。教会のあり方については異なる意見を持ってはいるけど、対話を通して相手を理解していこうという姿が心に残る。軽妙なテンポでストーリーは進むけど、2人の過去の暗部(ベネディクト16世は子供の頃にヒトラーユーゲントのメンバーだったし、フランシスコはアルゼンチンが軍事独裁だった時代に政権寄りの立場を取っていた)に踏み込んでいて、それに対する悔悟と贖罪、回心が深く描かれている。これはどんな立場や地位にあっても、人は変わることができるという人間がきっと持っている善きことへの信頼の物語だ。

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第4位『ひとよ』

家族の物語なんだけど、中心となる3兄妹と母親だけではなく、周りのいる人も含めて、誰にフォーカスするかによって感じ方が全く違ってくる。家族という閉じた関係の外にも世界はあるのだということを示している。どの役者さんも素晴らしい演技をしていて目が離せない。白石監督の演出も食卓での仕草や変化、光の当て方など細部まで丁寧に作り込んでいる。

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第3位 『蜜蜂と遠雷

あの分量になる原作の中の本当に必要な部分だけを選んで映像化した監督に拍手。ただピアニストがピアノに向かう姿を描いているのが良いです。役者陣も好演。特に風間塵役の鈴鹿央士には注目。

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第2位 『クリード / 炎の宿敵』

物語の最後にアドニス、ロッキー、ドラゴ親子が見せる表情。それぞれがこれまで抱えてきた人生の苦難を乗り越え、新しい道へと歩き出したのだと思います。特にドラゴ親子の笑顔は心に残ります。やはりロッキー・シリーズは「〈やる・やらない〉の岐路に立った時、〈やる〉を選んだ人々の物語」でした。スタローンは今作限りでシリーズから離れるようです。とっても残念だけど、彼に限りない感謝を送りたい。

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第1位 『アベンジャーズ / エンドゲーム』

11年間MCUをずっと観てきて本当に良かった!……という言葉しか思いつかない。

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特別賞🎬

スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』

スター・ウォーズこそが僕が映画を観るようになった原点です。限りない感謝と拍手を👏👏👏

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ワースト5+1です😭

第5位 『ドクター・スリープ』

第4位 『移動都市 / モータル・エンジン』

第3位 『X-MEN:ダーク・フェニックス』

第2位 『メン・イン・ブラック インターナショナル』

第1位 『サンセット』

裏チャンピョン:『大脱出』2・3

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映画を観る時に願うのは、見たこと無い映像や行ったことがない想像もできないような世界に出会いたい!ということです。2019年はMCUのフェイズ4が始まるし、Netflixなどの配信系の作品も見逃せない。どんな作品に出会えるのか楽しみでならない。