空中秘密基地 2

映画や本の感想が中心です。当然ですが僕の主観と偏見で書いてます?

人生は近くで見ると悲劇だが、遠くで見ると喜劇である

『日本で一番悪い奴ら』(監督:白石和彌 / 日本 135分)

f:id:nunoyan1968:20160725004214j:image
【あらすじ】
大学時代に鍛えた柔道の腕前を買われて道警の刑事となった諸星は、強い正義感を持ち合わせているが、なかなかうだつが上がらない。やがて、敏腕刑事の村井から「裏社会に飛び込み『S』(スパイ)を作れ」と教えられた諸星は、その言葉の通りに「S」を率いて危険な捜査に踏み込んでいくが……。(映画.comより)

2002年に北海道警察で起こり、「日本警察史上最大の不祥事」とされた「稲葉事件」を題材に描いた作品。白石監督の前作である『凶悪』がとても良かったので、楽しみのあまり小走りで映画館に行きましたよ!で、スゲ〜面白かった‼︎‼︎

マーティン・スコセッシ監督の『グッドフェローズ』のようなコメディテイストの「実録ピカレスク映画」で、あ〜こんな作品が日本でも作られるんだなぁーと楽しい気分になりましたよ。特に刑事の諸星(綾野剛)とヤクザの黒岩(中村獅童)、運び屋の太郎(YOUNG DAIS)、盗難車バイヤーのラシード(植野行雄)のチーム感が最高!「拳銃を大量に摘発(というか購入)するためにシャブの密売を始める」という展開は、本末転倒にも程があって爆笑してしまいましたよ。でも笑いながら、この話って基本的に事実なんだよなぁ〜と思って、頭を抱えそうになったんです。最終的に覚醒剤に手を出してしまう諸星には情状の余地な無いんだけど、でも結局のところ何でもかんでもノルマを押しつけるシステムなんだよ。「一番悪い奴ら」ってのは警察組織そのものだよなと思ってしまうのです(そもそも犯罪検挙にノルマって…)。「えっ、拳銃、買うんですか?」っていう真っ当な突っ込みで爆笑したり、「えっ、麻薬、いいんですか?」って尋ねても「チャカと覚醒剤、どっちが大事だと思ってんすか?」と返す。それに対して「いや、そういう問題じゃ…」と気の弱そうな上司が言う。「そういう問題じゃ…」って、それは観客のセリフだよ。

でもこれって警察組織に限ったことじゃない。内部では成り立っていているけど、外側からから見ると「それおかしくないですか?」ということに疑問を持っていないという話って誰だって多かれ少なかれあると思うんですよ。だからこの映画はとても普遍的な物語でもあるのです。

「70年代末に金髪のチンピラっているか?」とかピエール瀧さんをもっと観たかった!とか、矢吹春奈さんはちゃんと薬を絶って幸せになってくれると良いなぁ〜とか、ちゃんとオッパイを揉んでる濡れ場が良かった‼︎‼︎とか、オッパイを揉んでる濡れ場が良かった‼︎‼︎‼︎とか言いたいことはたくさんあるんだけど、とにかく日本映画のエンターテイメントとしては、最近ではダントツでしょう。

原作の稲葉圭紹『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』(講談社文庫 2016・1)も面白いです。北海道警の悪行が、映画ではむしろ控えめに描写されていたという驚愕の事実を知ることが出来ます。ははは………。

東京ドーム、4億個分。

インデペンデンス・デイ リサージェンス』(監督:ローランド・エメリッヒ / アメリカ  120分)

f:id:nunoyan1968:20160717003427j:image
【あらすじ】
エイリアンの侵略を生き延びた人類は、共通の敵を前にひとつにまとまり、回収したエイリアンの技術を利用して防衛システムを構築。エイリアンの再来に備えていた。しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンの兵力は想像を絶するものへと進化しており、人類は為す術もなく、再度の絶滅の危機を迎える…(映画.comより)

もっと簡単にあらすじを書くと、「宇宙人が襲ってきて大変だったけど、適当に対策をしたらやっつけたぜ!」って感じです。プロットは勢いで進んでいって論理性はあんまりない。敵の数や大きさは前作よりてんこ盛りで増量、思いついたアイデアは全部入れてます(多分)。

しかしエメリッヒはすごいなぁ〜。映画人としてのキャリアは長いのに、ずっと同じテンプレートで展開する同じディサスタームービーを作り続けてる。これも一種の作家性ってやつなんだろうか?

久しぶりに前作を観返したんだけど、「何かを喪失している男たちが、ヒーローになることでそれを取り戻していく話」で、結構ストーリーが練られてたんだなぁ〜と思ったんですよ。今作ではその辺の作り込みがイマイチで残念でしたね。

反重力の技術を手に入れても、自動車にはタイヤがあるんだなぁ〜とか、「蜂の巣理論」って何だ?とか、クライマックスは「巨大怪獣映画」になるんだ…とか、断片的な記憶はあるんだけど、どんな話だったのか全く思い出せない。世界中が団結し、人々がひとつになろうというメッセージがあった気がします。まぁ、諸々をひっくるめてエメリッヒ印の映画だからいいか⁉︎

でも一番の衝撃は、最後の最後に「字幕:戸田奈津子」というクレジットが出ることだったりする……。

故郷は遠くにありて

『ブルックリン』(監督:ジョン・クローリー / アイルランド・イギリス  112分)

f:id:nunoyan1968:20160709093103j:image
【あらすじ】
大人しく目立たない性格の少女エイリシュ(シアーシャ・ローナン)は、妹の将来を案じた姉の勧めで、アイルランドの小さな町からニューヨークへとやってくる。それまでとはあまりに異なる大都会での生活に戸惑うエイリシュは、しかし、イタリア系移民の青年トミーとの恋をきっかけに大きく変わっていく。洗練されたニューヨーカーとして生き生きと日々を過ごすエイリシュだったが、そんな彼女のもとに故郷からある悲報がもたらされる。(映画.comより)

決して派手ではないけど、どのシーンにも愛おしさを感じずにはいられない映画でしたよ。そして間違いなくシアーシャ・ローナンの映画だった。人生を丸ごと受け入れて進んでいくヒロインがかっこいい。彼女が節目ごとで見せる表情ひとつひとつが忘れられない。

色彩の豊かさが印象的。アイルランドの田舎から、ニューヨークの華やかな世界へ。主人公は最初は緑色の服ばかり着ているんだけど、次第に様々な色の服を着るようになる。これは故郷(緑はアイルランドの色だ)に心を寄せていたヒロインが、広い世界を知り、いろんな価値観を知っていく過程を描いている。内面と色の変容が巧みに同調していて、観客は彼女に感情移入せずにはいられない。

映画を観ている間ずっと、30年前に東京に出てきた時のことを思い出していた。何もないと感じていた地元から新しい自分を求めて上京する。東京に慣れて地元意識が薄れる中、ふと地元に帰ると何とも言えない思いを抱く。確かに久しぶりの故郷は優しく居心地がいい。でも僕たちは忘れているのだ。故郷を離れるにのは離れるだけの理由があったことを。複雑な感情。変わらない地元と変わった自分。その対比が懐かしく、切ない。ヒロインが言う「忘れていたわ。この街はそうだった」というセリフが胸をぎゅっと掴む。

ヒロインがクリスマスにボランティアをしている教会のシーンも忘れがたい。教会に来るのはアイルランド系のホームレスの人たち。彼らは1900年代初めに移民して来て、土木工事に従事し道路や橋、高層ビルを造った。劇中で神父様が言うように「いまのアメリカの豊かさっていうものを作ったのは彼らなんだ」。しかしそれらを全部建設し終わると、居場所がなくなり、社会ら受け入れてもらえなくなる。これって今と同じじゃない?そんな彼らが歌うのが、アイルランドの詩人であるW.B.イェイツが書いている有名な民謡の「縄ない」。本編を観ているときは、聞いたこともないアイルランド語だし、字幕も出ないので、何を言っているのかはわからないけど、気持ちは伝わってきた。ヒロインと一緒に涙しそうになった。

『ブルックリン』は、僕にとって、とてもパーソナルな作品だったけど、移民の話とかちゃんと今日的な視点も忘れていない素敵な映画でした。人生は選択の連続だよ。

2016年上半期ベスト10 & ワースト3

2016年上半期のベスト10 & ワースト3です。僕の独断と偏見で選んでるので、クレームその他は受け付けません‼︎‼︎

【ベスト10】
第10位 デッドプール

デッドプールが第四の壁を超えて観客に話しかけてくる表現は、斬新というより、「おもろいからやる」精神が感じられて好感が持てた。

f:id:nunoyan1968:20160701013850j:image
第9位 インサイダーズ / 内部者たち

現実的な問題をエンターテイメントとして描くということにおいて、日本映画は韓国映画に負けている。

f:id:nunoyan1968:20160701013904j:image
第8位 シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ

ルッソ監督のアクションは、ド派手なんだけど空間把握がしっかりしているので、とても観やすいです。さらに登場人物が増えるであろう『アヴェンジャーズ / インフィニティ・ウォー』が楽しみだ。

f:id:nunoyan1968:20160701013917j:image
第7位 スポットライト 世紀のスクープ

物語に吸い込まれるような力を持っている作品。エンドロールで流れる実際に告発された国の多さに震えてしまう。レイチェル・マクアダムスの「抱きしめたい感」は鉄板。

f:id:nunoyan1968:20160701013939j:image
第6位 キャロル

美しく官能的というのは、こういう映画のことを言うのでしょう。計算され尽くした構図を何度でも観たい。

f:id:nunoyan1968:20160701013954j:image
第5位 サウルの息子

2016年で必ず観なければならない映画。

f:id:nunoyan1968:20160701014006j:image
第4位 イット・フォローズ

ホラー映画というジャンルの新しい次元を開いた映画じゃないだろうか?と同時に良いホラー映画は、良い青春映画であることを再認識させてくれる。

f:id:nunoyan1968:20160701014018j:image
第3位 ちはやふる 上の句・下の句

登場人物たちにまた会いたいと思った。というより今も思っている。逃げなかった「桐島」を描いているということでも新しい。

f:id:nunoyan1968:20160701014034j:image

f:id:nunoyan1968:20160701014045j:image
第2位 ズートピア

こんな世の中だからこそ、子供たちに観て欲しい。

f:id:nunoyan1968:20160701014056j:image
第1位 海よりもまだ深く

樹木希林さんも素晴らしいし、阿部寛さんも味のある演技をしている。でも何よりもささいなシーンやちょっとしたセリフが、いちいち突き刺さってくる。ズバリ「俺の映画」だったんだから1位は仕方ないじゃない!

f:id:nunoyan1968:20160701014106j:image

 

【ワースト3】
第3位 モンスターズ / 新種襲来

f:id:nunoyan1968:20160701014159j:image
第2位 フィフス・ウェイヴ

f:id:nunoyan1968:20160701014209j:image
第1位 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

f:id:nunoyan1968:20160701014223j:image
期待の大きさとのギャップがデカかった順です。そういう意味で1位と2位の間には深くて広い溝があります。まさか予告で一番ワクワクしたシーンが夢オチだったとは……。

下半期はどんな映画に出会えるんだろう?ゴジラは?スター・ウォーズのスピンオフはどうなんだ⁉︎ この順位をひっくり返すような作品がたくさんあると良いなぁ〜。

錯覚のコミュニケーション

『クリーピー 偽りの隣人』(監督:黒沢清 2016 / 日本 130分)

f:id:nunoyan1968:20160709093453j:image
【あらすじ】
元刑事の犯罪心理学者・高倉は、刑事時代の同僚である野上から、6年前に起きた一家失踪事件の分析を依頼され、唯一の生き残りである長女の記憶を探るが真相にたどり着けずにいた。そんな折、新居に引っ越した高倉と妻の康子は、隣人の西野一家にどこか違和感を抱いていた。ある日、高倉夫妻の家に西野の娘・澪が駆け込んできて、実は西野が父親ではなく全くの他人であるという驚くべき事実を打ち明ける……。

日常の中でじわじわと押し寄せてくる違和感(恐怖)を見せることと画面の陰影。黒沢清監督の持ち味が十二分に発揮された映画でしたよ。

「あれ、これなんか変だぞ」という感じが、暗さと明るさとのコントラストにより増幅され、更なる恐怖を生み出すのです。高倉(西島秀俊)が女性(川口春奈)に聴取するときの光と影の変化、何度も出てくるトンネルという場所を生かしたシーンにはゾクゾクしてスクリーンから目を離すことが出来なかった。

それだけじゃなくて普通の日常の風景が怖い。序盤で高倉と妻(竹内結子)が隣家に引っ越しの挨拶に行く。チャイムを鳴らしても返事がない。帰ろうとしてふと玄関を振り返ると、さぁーっと風が吹いて、奥で半透明のカーテンが揺れている。これだけのシーンなんだけど、これから起こるであろう禍々しい出来事の予感が(まさに)スクリーンから漏れ出してくる。黒澤監督は、特に映画前半は、こうした日常の風景を丁寧に積み重ねていく。そしてある時点になると、その日常が反転してイッキに物語が加速していく。僕たちの世界が「異界」になっちゃうんですよ。

この映画は物語全体がコミュニケーションについて語っているように思えた。僕たちの会話は本当に通じ合っているのか?コミュニケーションが成立していると感じるのは錯覚ではないか?ってことです。夫婦であろうが友人であろうが……。そこがいちばん怖かった。

それにしても香川照之!醸し出す返事の間合いの微妙な遅さとか、目線の泳ぎ方、非常識な態度かと思えば急に常識的な言動に戻ったりするバランスが「普通じゃない感じ」を醸し出す。原作だと誰が犯人なのかわからないような書き方になっているんだけど、映画では香川照之を配役した時点で「あーコイツだっ!」ってなるじゃないですか。それを乗り越える納得の演技でした。

欠点もあるんです。前半はサイコスリラーの完璧を見せつけられたんだけど、事態が実際の神隠し事件をなぞるようになるとリアリティがツッコミどころ満載になる。そこが引っかかる人は、この映画はダメでしょうね。でも黒沢監督がインタビューで答えているように、この映画は「ファンタジー」なんです。寓話なのです。そして寓話は本質的に恐ろしい。その恐ろしさは、映画館の暗がりでこそ実感できると思うのです。

たとえやり尽くされたものでも

『サウスポー』(監督:アントン・フークア 2015 / アメリカ 124分)

f:id:nunoyan1968:20160619222817j:image
【あらすじ】
怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルでボクシング世界チャンピオンにまで上り詰めたビリー・ホープ。しかし、自身が起こした乱闘騒ぎの結果、妻を死なせてしまい、さらにはボクサーライセンスまで剥奪されてしまう。失意のどん底にあったビリーだったが、プロの世界から引退していたトレーナー、ディックの元を訪れ、過去の自分と向き合いながら、再びリングへ上がる道を模索していく。(映画.comより)

アントン・フークア監督が大好きなんですよ。だらしなかったり、悲しい過去を背負っていたりするマイナス面も含めた男の渋さや哀愁を描かせたら右に出る者はいない。デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した『トレーニング・デイ』。イーサン・ホーク主演、リチャード・ギアの情けない警官役が最高だった『クロッシング』。またまたデンゼル・ワシントンと組んだ最強の「舐めてたあいつが…映画」である『イコライザー』などなど目をつむればすぐに思い出される作品ばかりです。

そしてこの『サウスポー』。主演がジェレク・ギレンホールで、フォレスト・ウィテカーレイチェル・マクアダムスが脇を固める。これで期待するなって方が無理ですよ。

で、どうだったか?って言うとですねー……エンドロールが終わって劇場が明るくなった時は、正直なところ、ちょっと物足りないな〜、お前もっと出来るだろ?って感じだったですよ。でも家に帰りながらこの作品のことを考えていると、あ〜ジワジワと語りたいことが溢れだしてくるような作品だった…と思えてきたんです。

再起と再生のドラマ。今まで何百回と観てきた話です。でも役者陣の真摯な演技がその「いつか観た話」を越えさせてくれる。主演であるジェレク・ギレンホールの役者としての幅に目をみはる。『ナイトクローラー』ではよくわからないクズだったけど、今作ではもっと直球にダメな人を演じていて、しっくりきていた。試合中の狂気に満ちた目やラストシーンの表情も絶妙です。子役のオオーナ・ローレンスも良かったし、フォレスト・ウィテカーも安定の上手さだ。

そして何よりもレイチェル・マクアダムス!ビッチかと思わせておいて、実は本当にしっかり者の妻を演じている。前半の約30分しかスクリーンに登場しないけど、物語を進めていくのは、彼女の存在(不在?)だ。今一番好きな女優さん。作品によって様々な役を演じているけど、表情が豊かで、無邪気な笑顔が素敵だってことは共通している‼︎ 『スポットライト 世紀のスクープ』『アバウト・タイム』etc…彼女の出演作は全部観て欲しいです。

f:id:nunoyan1968:20160619223017j:image

f:id:nunoyan1968:20160619223027j:image

f:id:nunoyan1968:20160619223042j:image

劇中で悲しいシーンをサラリと流したり、盛り上がりそうなシーンをカットすることが何度もあった。最初はこれが物足りなかったんだけど、考えるにつれ、これって意図的なんじゃないか?って思うようになった。全部を描くのは野暮ってもんでしょ!ってことをフークア監督は狙ったんじゃないかと。これはバランスを間違えれば、ただの「物足りなさ」になる。チャレンジだなぁ〜。アントン・フークアがますます好きになった。

結局のところ、この作品が大好きなんですよ。確かにやり尽くされた物語です。でもたとえやり尽くされていても、本気でまたやるのはカッコいい!そう思わせてくれる映画でした。もう上映が終わっちゃう劇場が多いみたい。映画館へ急げ!

500マイル離れて

『ラヴソング』ほんっっっっとに久しぶりに月9を全部観た。

f:id:nunoyan1968:20160613234149j:image

最終話は駆け足すぎて……と思わないでもないけど、ラストはキライじゃないです。キュンキュンした夢恋物語よりもずっと大人でほどよく現実的な感じは好き。ネットでは不満の声が多いみたいだけど、いいんだよ、おじさんの懐の深さってもんだ。でもやっぱり時間が足りない。最終話に未公開シーンを一時間くらいつけてくれるなら、DVDボックスを買うこともやぶさかではない。

音楽をテーマにした物語はいいね。ひとつの音楽が生まれる瞬間は、いつ見てもドキドキするし、嬉しさがこみ上げてきます。

とか言ってるけど、結局のところ、僕は藤原さくらさんの歌声が好きなんだなぁ〜。

「500マイル」は清志郎さんのヴァージョンも良いです!


500マイル(作詞:Hedy West / 日本語詞:忌野清志郎
次の汽車が 駅に着いたら
この街を離れ 遠く
500マイルの 見知らぬ街へ
僕は出て行く 500マイル
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
思い出数えて 500マイル
優しい人よ 愛しい友よ
懐かしい我が家よ さようなら
汽車の窓に 映った夢よ
帰りたい心 抑えて
抑えて抑えて 抑えて 抑えて
悲しくなるのを 抑えて
次の汽車が 駅に着いたら
この街を離れ 500マイル