空中秘密基地 2

映画や本の感想が中心です。当然ですが僕の主観と偏見で書いてます?

怪獣王に俺はなる‼︎‼︎〜5月のレヴュー〜

5月のレヴュー。基準はいつものように主観と偏見だけ。

ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ』

ハリウッドが日本人の夢を勝手に叶えてくれるよ。監督のゴジラ愛で押し切ってくる。ここまでやられたら満足です!と言うしかないです。注文を付けるとすれば、怪獣同士のバトルがどれも終始暗い画面の中だったのが残念。どういう戦いが展開されているのか不明な場面もあった。来るキングコング戦では、キング同士の真昼の決闘を期待します。

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☆☆☆…観ないと後悔しますよ!
☆☆……ちょっと時間があるって時にどうぞ
☆………観なくていいかも

◎は旧作
『僕たちのラストステージ』☆☆
→ローレル&ハーディという実在したコメディアンの物語。しみじみするなぁ。主人公の2人の関係も良いけど、実は彼らの奥さんたちの存在の大きさが印象に残る。ジョン・C・ライリーが好きなんです。
『バースデー・ワンダーランド』☆
松岡茉優麻生久美子の声は魅力的なんだけど、主人公の人物設定に最後までノレナかtら。
『シャザム!』☆☆
→何度か声を出して笑ってしまいましたよ。たとえ血は繋がってなくても、お互いを思いやれれば、それは家族じゃない!映画館を出て何度か「シャザム!」と呟いてみた。
『ビリーブ  未来への大逆転』☆☆☆
→今も現役でアメリカの連邦最高裁判事を務めているルース・ギンズバーグフェリシティ・ジョーンズが好演。最後のスピーチは目に説得力があって素晴らしい。
『RBG 最強の85才』☆☆☆
→こちらは『ビリーブ  未来への大逆転』の主人公であるルース・ギンズバーグのドキュメンタリー。フィクション以上に印象的でチャーミングな人だった。家族との関係も素敵だ。旦那さんもとてもリベラルで、あの時代にどうしてそういう考えを持てたのか?そちらも気になる。ルース・ギンズバーグが考えの違う人ともしっかりと議論して友人関係を築いている姿に、これこそ知性だよなぁと思う。

『ドント・ウォーリー』☆☆
→主人公はダメ人間なんだけど、それを自分でしっかり受け止めて立ち直っていく姿が良い。だからこそ周りの人も支えるんだね。それにつけてもルーニー・マーラの美しいことよ!
『オーヴァーロード』☆
→最初の敵地に潜入するシーンは良かったけどね……。既視感がある描写がこれでもか!ってくらい詰め込まれてました。
『名探偵ピカチュウ』☆☆☆
ポケモン弱者の自分ですが、それでもポケモンと共存する世界のリアルさにワクワクした。ライアン・レイノルズが声を担当してることもあって、デップー風味のピカチュウにおじさんも満足だったよ。
『ある少年の告白』☆☆
→この映画で描かれていることがそんなに昔のことじゃないってことに奥深い闇を感じる。自分はクリスチャンではないので、この作品が言わんとしていることを十全に理解できたとは思えないが、人がそれぞれ自分らしく幸せを追求できたら…と思わずにはいられない。

コレット』☆☆
→女性が思うように生きることが出来なかった時代を、軽やかに、しかし同時に力強く生きた主人公の姿が心に残る。そしてその女性を見事に演じたキーラ・ナイトレイが素晴らしい。
アメリカン・アニマルズ』☆☆
→物語の合間に事件の当事者である実在の人物のインタビューが挟み込まれる構成が面白い。そして同じ事件のことを語っているのに、各人の言い分が異なる。何が真実なのか?そのさじ加減が絶妙。登場人物はみんなボンクラ。

『芳華 - Youth - 』☆☆☆

→若い頃の一時期に熱中したものはやっぱり僕たちの人生の確かな一部だと思ったり、その頃に好きになった人はずっと忘れないよなぁ……と思ったり。

『天然☆生活』☆☆

→予想した展開の遥か斜め上をいくストーリーに「何だ?これは⁇」と思いながら爆笑。往年の松竹人情喜劇かと思ってたらキャプテン・マーベルだった

ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ』☆☆☆

→怪獣同士が戦っている足下からのカットはフレッシュだった。主要な登場人物が全員どうかしてる人ばっかりなのも「らしい」感じで良かったですね〜。「人間ドラマが描かれていない」という評もあるみたいだけど、怪獣映画が何を見せるのか?って考えると、あれで十分だと思うよ。美しいモスラを観ることが出来ただけで満足です。いつかメカゴジラを登場させて欲しい。
◎『風と共に去りぬ』☆☆☆

→映画館で観るのは初めて。昔はスカーレットの自己中ぶりに閉口してたけど、あーしなければ生きて行けなかったのだ…と少し理解できるようになった。終盤にあるヴィヴィアン・リーの笑顔は、「物語よ、ここで終わってくれ!」と思うくらいとびきり素敵だ。今の基準でみると、黒人奴隷やKKKの描き方など批判があるのはわかるけど、やはりこの映画は映画館でこそ観るべき作品だ。でもこの映画で最も強い人は、やっぱりメラニーだよなぁ。彼女だけが最後まで一貫した自分を持っている。

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6月はスパイダーマン ファー・フロム・ホーム』MCUのフェーズ3はどのように終わり、そして新たなフェーズはどうなるのか?楽しみでないとは言えないですよね〜。

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