空中秘密基地 2

映画や本の感想が中心です。当然ですが僕の主観と偏見で書いてます?

これこそ『おっさんずラブ』〜8月のレヴュー〜

8月のレヴュー。基準はいつものように主観と偏見だけ。

ワイルド・スピード / スーパーコンボ

スキンヘッドのおじさん二人が拳を交えてイチャイチャする話。嫌なこととか吹っ飛んでいきます。もうね、ずっとニヤニヤ。最初は仲が悪かった(でも本当は憎からず思ってる)二人が事件に巻き込まれることで親密になり、事が終わるとまた甘噛みする関係に戻る。王道のラブコメだよ。筋肉モリモリのおっさん同士だけどね。ラストの合体攻撃は爆笑しながら拍手。 サモアに行きたい。

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https://youtu.be/Jm5UoF9O8hk

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☆☆☆…観ないと後悔しますよ!
☆☆……ちょっと時間があるって時にどうぞ
☆………観なくていいかも

◎は旧作
『マーウェン』☆☆
→元になった話に比べるとかなりソフトな内容になっているらしいが(ドキュメンタリーは未見)、フィクションを通してトラウマを乗り越え、アイデンティティを取り戻すストーリーは好きだ。
『アイアンスカイ 第三帝国の逆襲』☆
→前作にあったB級映画の良さが全て消えていた。残念としか言いようがない。
『存在のない子供たち』☆☆☆
→まず主人公の瞳の強さに圧倒される。キャストのほとんどは役者さんではなく、登場人物と似た境遇の人が演じているらしい。そのせいかドキュメンタリーを観ているようなリアリティがある。機会があったらぜひ観て欲しい。現実への厳しい異議申し立ての映画だ。
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』☆☆
→多様性の中で生きていくには、何かを知ろうという気持ちが大切だということを深く思う。
ワイルド・スピード / スーパーコンボ』☆☆☆
→この映画があったから暑い夏を乗り越えることが出来た!

『よこがお』☆☆
→ファーストシーンから場を支配する筒井真理子さんの美しさに見惚れてしまう。人の心の怖さを描くのは深田晃司監督のオハコだよなぁ。
『ドッグマン』☆☆☆
→地方にはちょっとしたことで負の連鎖が止まらなくなる闇があることを容赦なく描いている。映画を観た人にしかわからない例えだけど、これはジャイアンスネ夫の物語だ。そしてのび太と違って、スネ夫にはドラえもんはいないのだ。
ロケットマン』☆☆
→好きな人に振り向いてもらえない気持ちは人類共通のものだ。そしてその苦痛の発露として音楽があると同時に、その苦痛から抜け出す助けになるのもまた音楽なのだということに思いがいたり心が熱くなる。

◎『ローマの休日』☆☆☆

→何度観ても良いものは良いのです!美容室で髪をショートにした後のオードリーは人類史上最高の輝きを放っているし、川から上がってグレゴリー・ペックを見つめるオードリーはこの上なく艶やかだ。

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9月に注目している映画は『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』韓国映画はやっぱり熱い!

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