A LONG VACATION〜余白にちょっと〜
6:00起床.。クレアの散歩は8:00から。ゴールデン・ウィークも終わりかな?昨日まで関東地方に入り込んでいた寒気も抜けたらしく、太陽の光も暖かくまさに5月らしい。
約1時間半歩いて帰宅。片付けやら原稿書きやらで何かと忙しい。そんな時のBGMは最近はずっと大瀧詠一さんの『A LONG VACATION』だ。僕が大瀧さんのことを知ったのは1983年頃だから、このアルバムのリリースには間に合っていない。当時は山下達郎さんやYMOが好きで、その縁で知ったんじゃなかったかな?達郎さんのラジオに時々出演していて、「いろんなことをよく知ってるおじさんだな〜」とか「みんなにリスペクトされてるっぽいけど誰だ?」って感じだった。『A LONG VACATION』も最初に聴いた時は「良い曲がたくさん入ってるな」と思ったものの、そんなに繰り返して聴くことはなかったのです。でもそれからいろんな洋楽を聴くようになり、このアルバムの重要性が段々と理解できるようになりましたね。そして当時は入手困難だった大瀧さんの旧譜を集め、いっぱしのナイアガラーを気取っていた。若気の至りとは言え恥ずかしくて汗顔の至りです。
大瀧さんが亡くなって7年。先日ラジオで達郎さんが「ようやく大瀧さんのことを語れる心境になって…」と仰っていたのが心に残ります。
僕にとって大切な一枚だ。きっとこれからもずっとそうだ。
*写真は2021年3月21日にリリースされた『A LONG VACATION VOX』。CD4には大瀧さんが松田聖子に書いた「いちご畑でつかまえて」と「FUN✕4」を大瀧さん自らマッシュアップ(当時はこんな言葉は無かった)した音源が入っている。当然ですが未発表です。これを聴くことが出来ただけで買って良かった。